食と器を楽しむ

料理研究家や文壇の大御所

今の飽食の時代よりも前から食に対するこだわりを持つ人は多かったようです。
かの有名なグルメ家で知られる北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)の愛したものは
料理だけにあらず器そのものの力に魅せられていった一人です。
その昔温泉旅館の経営を任された魯山人は料理に注力する際
今まであった旅館の器ではこれから開発していく料理にそぐわないと感じ
自らの手で器作りに没頭しました。
絵付けなども自分でこなしていき料理を提供する環境を演出していく魯山人はまさに
現代の日本の食文化の礎となった人間だと思います。
今でこそ料理店や居酒屋をプロデュースするという発想が定着していますが
昔から食に思いをはせていた人間だからできる演出もあったのではないでしょうか。

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